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アンニョンハセヨ。
ハンヘギョンと申します。
2000.4〜2003.3まで鳥取県淀江町で働きました。
淀江で感じたこと、そして交流活動、本を出版するまでのことについて少しご紹介します。

私が感じた淀江町
  1. 淀江はどんなところか
    静かな町。自分が自分らしくなれる町。やさしい人がたくさん住んでいる町。

  2. 淀江の気に入ったところ
    空気がきれい。かわいい花があっちこっちたくさん咲いていること。美しい海がすぐ側にあ ること。大山を見る眺めが素晴らしいこと。静かで時間の流れがゆったりしていたこと。みんな親切でやさしかった。

  3. 淀江で残念だと思ったこと
    ダンスホールがなかったこと。汽車が一時間に一回しか通らなかったこと。冬が寒かったこと。若い人があ まりいなかったこと。

  4. 怖かったこと
    虫が家にたくさん入って来たこと。冬になるとねずみが現れ走り回ったこと。ムカデが押入れの中に住んでいたこと。夜幽霊が出て来てもおかしくないぐらいお墓が多かったこと。西部地震の体験(一人で漫画の本を読んでいて、死ぬかと思いました)

  5. やりがいを感じたとき
    町で出会った人たちが「アンニョンハセヨ」と挨拶してくださったとき。講座の人たちと仲良くなったとき。人前で喋る機会が多く、人前でも冷静沈着に喋れるようになったこと。私が教えた韓国語講座生が韓国語スピーチコンテストで優勝したとき。

  6. 悲しかったとき
    自転車で転んだとき(韓国では自転車に乗らないので)

  7. 淀江での不思議な体験
    自転車をこいでいたら、スズメが頭に衝突してきたこと(このスズメは一体…)。淀江の道は迷路みたいで、ぐるぐる道を迷う時が多かった。(知らない道は絶対行かないことにしていた)

  8. 国際交流員になってよかったこと
    日本・日本人について理解できるようになったこと。世界のいろいろな素敵な人とたくさん出会えたこと。

  9. 淀江でのカルチャーショック
    日本人は真面目で時間を厳守すると思ったら、淀江時間というのがあ った。

  10. 韓国に戻ってきて、私が日本に慣れていたなぁとつくづうとき
    日本のラーメンがものすごく食べたくなるとき。韓国語が出てこないとき。昔は感じてなかったのに、韓国のバスは怖いと思ったとき。


私がいたところはとても小さな田舎でした(人口9千人くらい)ので、田舎生活をたっぷり満喫することが出来ました。


日本で本を出版することになりました。

本を出版するまでは何度も何度も失敗がありましたが、最後まであ きらめずに本を出すことになって本当に嬉しいです。


1.本を出版することになった経緯
子どもたちに分かりやすくハングルを説明できる方法を悩んでいた私に、ある日本人の方から「日本語の発音から教えてみたらどうだ」とアドバイスをいただきました。
そこからヒントを得て、日本語の「あ・い・う・え・お」からハングルを覚えていく教材を作ってみようと思いました。

楽しく学習できるためにどうすればいいか工夫するうちに、子どものためのハングルの絵本や自分が日本語を覚えた経験からヒントを得て、「なぞっていくこと」と「いろんなゲーム」などを中心にした教材を作っていきました。

それを使って実際に小学生にハングルを教えてみたところ、子どもたちは大変楽しみながら、ハングルを覚えてくれました。自分でもびっくりするほどでした。それを見て勇気付けられた私は、大人でも教えられるような本を作ろうと思いました。まさかその本が出版できることになるとは思いませんでした。本を完成できたのは鳥取県淀江小学校の子どもたちや韓国語講座のみなさんの貴重な質問やアドバイスがあ ったからです。この場をかりて厚くお礼申し上げます。

2.本の内容
韓国語学習書は数えられないほどありますが、そのほとんどのものは文法や会話を中心とするいわば「話せる」「文法がわかる」ことを目的にしています。そういう本はハングル文字が完全に読めるようになってから必要な本であ り、初心者にとってはレベルが高すぎると言えます。この本は他の学習書と違い、ハングルが「読める・書ける発音できる」ことを目的にしています。韓国語を学習するのにあ たってハングルがまず読めるようになりたいと思う人に大変役立つ本です。

文字は頭で勉強するものではなく、まず手と目で慣れる必要があります。この学習書ではまず日本語の「あ ・い・う・え・お」をハングルで書くことから始め、日本人にいちばん分かりやすくハングルを説明していきます。
● 第1章 ハングルの全ての子音と母音「あ・い・う・え・お」
● 第2章 ハングルの全て子音の復習と母音「や・ゆ・よ」
● 第3章 日本語にない母音と合成母音
● 第4章 パッチム
ハングルを手で書きながら覚えていくと共に、レッスン1・2・3の楽しいゲーム(「文字探しゲーム」、「あ みだくじゲーム」)などを通じて、目で文字に慣れるためのいろんな練習をしていきます。全てのゲームの目的は「文字を手で覚え、ハングルがすっと目に飛び込むようになる」ための練習です。ゲーム感覚なので、子供から大人まで楽しめる本です.

3.本の情報
1.タイトル:手と目で覚えるハングルレッスン
2.出 版 社:国際語学社
3.著   者:韓 惠 景(ハン ヘギョン)
4.ISBN:4-87731-190-4
5.発行日:2003年7月
6.サイズ:B5版、縦
7.価格:1,800円


3年間の活動
親子のための「韓国サラン会」
サラン会は、冬の事業として親子のために韓国を親しんでもらうために企画したもので、たくさんの方が参加してくださり、淀江での私の最初の事業としては大成功しました。


「韓国のドラマを見る会」「韓国のテレビを見る会
役場の山中さんの協力を得て、韓国で大変人気を集めたドラマ「秋の童話」を見る会を開きました。12月から4月にかけて大変寒い時期だったのですが、毎週木曜日の晩ドラマを見るために他の町からも来て下さる人もいました。いろんな人の楽しい話が聞けて、自分にとってもとても楽しい時間でした。

夏休み「カナダラ」教室
毎年夏休みを利用して子供たちに韓国の文字であ る「ハングル」に親しんでもらおうと企画したものです。「あ・い・う・え・お」から子供に分かりやすく勉強できるような工夫をし、子供たちも大変楽しみながら覚えてくれました。なんとそれをヒントにして、本を出版することになりました。(みなさんもぜひ一冊ずつ購入をしてください。)

「世界ミニ旅行in淀江」
淀江には、様々な国の人が住んでいます。「世界ミニ旅行in淀江」は一年を通して花見・ナシの袋かけ・ナシ狩交流・送別会・歓迎会・町民音楽祭参加、紅葉狩り・クリスマス会などを開き、淀江に住んでいる外国人と日本人が仲良くなる場を作っています。淀江に住んでいるインドネシアの人、中国の人たちは本当に優しい人ばかりで、笑い声があ ふれる楽しい会でした。

「韓国語教室(初級・中級・上級)」
私は、淀江で「教えること」の魅力にどっぷりはまっていました。日々うまくなって行く講座のみなさんを見るのがとても楽しみでした。特に上級講座の方たちの作文は全部集めて本に出したいくらい面白かったです。

青のイメージの韓国「高城郡」
淀江は韓国の高城郡と交流を行っています。わたしは、修学旅行の交流会通訳や役場の仕事の通訳で今まで高城に6回くらい行きました。実は、私は淀江に来るまで、高城について全然知らなかったのですが、高城へ初めて行ったとき、こんなに美しいところが韓国にあ ったのかと感激しました。透き通る海があり、湖があり、港があり、金剛山、北朝鮮の地がすぐ見える高城。皆さんもぜひ行ってみてください。

ホームページ作りについて(www.yodoe.net の中の「国際交流)をクリック!!)
淀江町のホームページをの中に私が作ったホームページがあります。結構単純なホームページのように見えますが、パソコンの初心者であ る私がホームページを作ることは簡単なことではありませんでした。3か月くらい電算室の堀口さんに迷惑をかけながら、パソコンとにらめっこし、辛抱と忍耐の末、ホームページが完成しました。完成したときは嬉しくて嬉しくてあ きらめずに最後までやりとげてよかったと思いました。エッセイなどもたくさんあるので是非見てみて下さい。

韓国の伝統文化の魅力
2001年度、淀江町では、交流を行っている高城郡の人たちを招いて、「地域文化交流フェスティバル」を開きました。このフェスティバルでは韓国の伝統芸能「サムルノリ」が演奏されました。おかしいことだと思いますが、「サムルノリ」をちゃんと観たのはこれが初めてでした。とにかく衝撃的でした。涙が自然と胸の中から込みあ がってくる不思議な感動がそこにありました。外国にいると、自分の国の文化の素晴らしさに気が付くものです。韓国をもっと知らなければ!


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